名探偵コナン 考察します

名探偵コナンの色々を考えます。未熟者なのでご容赦ください。コメントは出来るだけ返せるように努力します。たまに覗きに来てください。2016.03.07〜 名探偵コナンを楽しむことがモットーです。

黒田兵衛は裏理事官?【赤井務武と黒田兵衛】【黒田兵衛は2人いる?】

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ゼロの執行人を受けて、新しい考察も合わせて黒田兵衛の正体を徹底考察します!

 

 

⚠️劇場版最新作、『ゼロの執行人ネタバレ含みます。ご注意ください。

 

まず、今作のビジュアルが公開された段階から今作は黒田の正体の答え合せになるのではと予想してましたが、期待通り黒田の正体に関わる描写がありました。

 

 

 

 

 映画の伏線、黒田兵衛の正体

結論から言うと、黒田兵衛の正体は裏理事官でほぼ確定だと思われます。

 

裏理事官とは…全国の公安警察の指揮をとる警察庁警備局警備企画課(通称ゼロ)の情報第二担当理事官の事。つまり降谷零属するゼロのボスであり、全国公安警察のトップ。

裏理事官には入庁15年程度の警視正が就任することが多く、裏理事官に就任すると組織から名前が抹消され存在が秘匿される。(⬅︎あれ、黒田兵衛秘匿されて無くない?と思いますがココは後半で考察してます)

 

 

気になる描写は大きく3つ

  1. 安室透の口から出た『裏理事官』というワード
  2. 警備局担当審議官に報告する黒田兵衛
  3. 安室と黒田の電話シーン

 

1.について。中盤、安室と風見が雨の中会話しているシーン。

安室「〜〜は裏の理事官には伝わっている。」

安室が裏の理事官とコンタクトを取っているという伏線。何より、裏理事官というワードが出てきただけで意味がある。というのも、ここで(劇中で)裏理事官という存在に触れておいて、裏理事官は松本元管理官でしたー。と言われても全く納得出来ない。これは素直に黒田=裏理事官という伏線と取っていいと思います。

 

2.について。はくちょうが警視庁向かって降下を続ける中、対策会議を行う大臣達の元に黒田兵衛が訪れ、警備局担当審議官に何かを耳打ちする。勿論、警視庁捜査一課の管理官として何かを報告したのかもしれないが、警備局というワードだけでも、黒田が裏理事官(警察庁警備局警備企画課のトップ)であるという伏線と取っても間違いではないと思います。

 

3.について。何より皆さん気になっているのがココだと思います。

黒田ぬかるなよ…○○○○(口パク)。

安室了解。

シネマガジンにて青山先生が「安室と黒田のシーンなんかは、アニメならではの演出を取り入れているので、出来上がりが楽しみです。」と語っています。つまりは口パクの事ですね。やはり黒田が何と言っているのかが大事な所のようです。候補は

  1. バーボン
  2. アムロ
  3. フルヤ
  4. ゼロ

辺りですが、4回みた限りバーボンで間違いないのではと思います。

根拠になるのは口唇破裂音を2回発音しているという点。口唇破裂音とはつまり、マ行・バ行・パ行の3つのように唇を閉じないと発音出来ない音の事です。以前、この口唇破裂音が推理のヒントになったこともありました。

偶然か必然か、安室と伊達が登場する重要回『命を賭けた恋愛中継』での一幕。

黒田の口の動きを見ると、1文字目・2文字目が口唇破裂音、そして1文字目と2文字目の間が少し長く、2文字目の後直ぐに口を閉じているように見える。つまり、バーボンですね。

ちなみに、口パクの奥に見える黒田のスマホの画面。口を開いた際、『アドレ』という文字がチラッと見え、なんぞやと思った方も多いと思うのですが、映し出されていたもじは恐らく『アドレス』。序盤、風見や高木が始めて毛利探偵事務所を訪れた際、コナンが新一スマホで蘭と電話したシーンでコナンのスマホに黒田のそれとほぼ同じ画面が映っていて、こっちは『アドレス』という文字がはっきり見えるので、また見に行く方は確認してみてください。

 

 

正直黒田は以前から警察庁の人間(安室と接点がある)可能性が高かったので、本当に答え合わせという感覚です。一応過去の記事のリンク貼っておきますので良かったら⬇︎⬇︎⬇︎

 

konanaptx4869.hatenablog.com

 

 

ここからは黒田兵衛=裏理事官という事を前提として「ぬかるなよ…バーボン。」というセリフに焦点を当ててさらに深く考察していきます。

 

なぜ、バーボンと言ったのか

黒田は裏理事官。安室透(降谷零)の上司という事になります。劇中で安室が裏理事官に諸々を報告していたように、安室は潜入して掴んだ組織の情報を黒田に報告しているはずですし、降谷がバーボンというコードネームで潜入していることなど知っていて当然。

『えっ?今、バーボンって言った??って事は黒田ってRUMなんじゃ?』と我々をハラハラさせミスリードさせる為の先生と黒田のお茶目なジョークととらえられる。

勿論、黒田が本当にRUMの可能性もゼロじゃないんだぁ〜。黒田が安室とは逆で組織から警察庁に潜入してるNOC(RUM)である可能性もあるが、黒田が現在裏理事官である事には変わりない。裏理事官はそう簡単になれるものではないので、長年NOCとして警察庁に潜入していたと考えられる。となると警察庁から組織に潜入している降谷零の正体がはなから筒抜けになってしまう。黒田も安室同様、警察庁から組織に潜入しているNOCだとしたら、組織のNO.2 RUMの正体が実は警察庁のスパイとい事になってしまい、組織の面子丸潰れなので流石に考えにくい。

つまり、個人的にRUMは別にいると考えます。

 

 

『ぬかるなよ』という言い回し

次に気になるのはこの言い回し。これも黒田兵衛に隠された更なる秘密を明かす伏線かも知れない。

休載直前FILE1005でのメアリーの台詞

ぬかるなよ真純...

今回の黒田の台詞と被る。

C90巻『霊魂探偵』編にて、メアリーとジンが「暗がりに鬼を繋ぐが如く…」という同じことわざを引用した点について、SDB90に質問が寄せられ

Q.ジンとメアリーが同じことわざを言ったのは、この2人に何か接点があったからですか?

A.さぁ………………どうかな?笑。

と回答されています。この濁す感じ、同じ言い回しをするというのはきっと何か意味があるのではと踏んでいます。

 

 

 

 

今まで記事にする程のこれといった根拠が無かったのでずっと温めてたんですが、ここに来てやっと黒田兵衛=赤井務武説を提唱します。

 

 

黒田兵衛=赤井務武説

いきなりの事に、???な方も多いと思いますが根拠を並べてみます。

①顔のパーツがよく似ている

赤井務武の参考カットはすくないですが、黒田兵衛は最近の描写でもよく隈が描かれている。

②共に羽田浩司事件に(直接?)関与している

赤井務武が羽田浩司事件に関わっていた事は、赤井秀一の口から明かされている。黒田兵衛は羽田浩司の遺体を思い浮かべているシーンがあるため事件現場に居たのではないかという事が考えられる。

③黒田兵衛は紅茶党

紅茶党=イギリス在住期間がある赤井家との交流の伏線。あるいはアマンダと羽田浩司のアフタヌーンティーに黒田も同席していたという伏線。と考えていたが、黒田=務武ならもっと単純な伏線として捉える事もできる。

「ぬかるなよ」という言い回し

そして先程のこの台詞。これがどう関係してくるかと言うと、C92巻『さざ波編』にて、メアリーは秀一を父親代わりにするのを諦め、自身が父親の代わりになる事を決意し赤井務武の口調を真似し始めました。ジンとメアリー時のように、劇中の「ぬかるなよ、バーボン」と近々の「ぬかるなよ、真純」のリンクに何か意味があるのなら、黒田兵衛=赤井務武の伏線になるのではないかと。

 

まぁこれが伏線なら、ジンとメアリーの件も無視できません。ジンは羽田浩司事件の事を『ラムが抜かった』と表現しています。メアリー、黒田同様、『ぬかる』という表現を使っている。そして目の下のクマ

 

ジンと赤井務武にも何かしら繋がりがあると考えた方がいい。

 

 

では本当に黒田兵衛の正体が赤井務武だったとして、さらに考察を進めていきます。

 

赤井務武は日本警察?

まず、赤井務武の所属について。彼の職業について分かっているのはFBIの捜査官ではない。という点だけ。

赤井務武が黒田兵衛という人物を演じているとして、黒田兵衛が架空の人物にしろ実在する人物にしろ、現在黒田兵衛が裏理事官(表向きには警視庁刑事部捜査一課の管理官)である事には代わりない。マンガの世界とはいえ警察の人間ではない人物がそんな重要ポストに成り代わっているというのは出来っこなさそうだし、流石にアウトな気がする。よって赤井務武の所属は日本警察なのでは?と考えられます。

赤井務武は恐らく純日本人。日本国籍を持っている可能性が高いので日本警察所属でも何の問題もない。

赤井務武は元々警察庁の刑事でそこからICPOに出向し、羽田浩司事件の捜査に参加していた。この事件がきっかけで組織を敵に回し、身の危険を感じ、黒田兵衛という別人に姿・名前を変え、現在は裏理事官というポストにつき身を隠しながら組織の捜査を続けている。という説。

めちゃ昔の記事でも一度触れてますので貼っておきます⬇︎⬇︎⬇︎

konanaptx4869.hatenablog.com

 

 

黒田兵衛は実在するのか?

現在、赤井秀一は組織の目から逃れるため、沖矢昴という架空の人物を演じている。

赤井務武も敵に回してしまったヤバい奴らから逃れるため、黒田兵衛という架空の人物を演じいるのだとしたら、やはり親子。激アツ展開です。黒田兵衛は赤井務武が作り出した架空の人物である可能性がある。

 

ですが。⬇︎

 

黒田兵衛になった時期

次に問題になるのがココ。

17年前の羽田浩司事件後、行方不明になった赤井務武。メアリーに『この先自分は居ないものと思え』と別離のメールを送ったのもこのタイミング。普通に考えて、このタイミング(約17年前)で赤井務武は死んだものとし黒田兵衛という人物を演じ始めたと考えるのが自然だが、とすると問題なのが10年前の事故。

赤井務武が約17年前から黒田兵衛という人物を演じていたのなら、10年前の事故の必要性があまり感じられない。事故に遭い、右目を負傷、ストレスで白髪になり、その後10年間寝たきり。目覚めた現在も細かい記憶が抜け落ちている。まるでここが入れ替わったタイミングと言っているかのような設定。

 

じゃあ、黒田兵衛という人物が実在し、赤井務武と黒田兵衛が共に警察庁の人間だった場合どうなるか。

 

考えられる流れはこうです⬇︎

赤井務武・黒田兵衛は共に警察庁の刑事(公安?)

  • 17年前 赤井務武、羽田浩司事件に関与。 身の危険を感じ公安の力で死を工作?身を隠す。
  • 10年前 黒田兵衛、裏理事官に任命される。     裏理事官に任命された人物は忽然と姿を消す事を利用し、表向きには黒田兵衛は事故に遭ったことにし、このタイミングで赤井務武が黒田兵衛になりすまし入院。本物の黒田兵衛は裏理事官に就任。
  • 現在 本物の黒田兵衛は裏理事官。 警視庁刑事部捜査一課管理官の黒田兵衛は赤井務武扮する偽黒田

 

黒田兵衛は2人いる説の完成です。

 

細かい記憶が抜け落ちているというのは、変装を誤魔化すため。偽黒田(赤井務武)の右目はRUMと対峙した際負傷したもの。事故での負傷と上手く辻褄を合わせた。まるで別人のようだった。という伏線は本当に別人であるという事を示しているのかもしれない。

 

 

 

これ結構ガチで言ってます。

 

 

今回の大事な所をまとめると⬇︎

  • 映画からわかる事➡︎黒田兵衛は裏理事官
  • あのセリフは…『ぬかるなよ、バーボン』でほぼ確
  • 黒田兵衛がRUMの可能性はほぼゼロなんだよぉ
  • 黒田兵衛=赤井務武説
  • つまり赤井務武は生存している?
  • 赤井務武は日本警察?
  • 黒田兵衛は2人いる説

 

 

あの、ついでに小さい声で言っておきたいんですけど、これつまり黒田兵衛が赤井務武だったら降谷零君は赤井務武の部下って事ですからね。あの。薄い本の内容でもおかしくないですよこれ。

 

まぁ正確に言うと私の考察だと、降谷零君の上司の裏理事官は本物の黒田兵衛で、赤井務武扮する偽黒田は警視庁の管理官ですけどね。

 

ロマンだなぁ。

 

 

とりあえず今回はここら辺にしておきます。最後までありがとうございました🙇🏻‍♀️。

こんな激アツ展開期待してます。