羽田浩司と若狭留美は兄妹?「遠見の角に好手あり」
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お久しぶりです。
若狭留美と羽田浩司について、新たな情報が少しずつで出てきたので整理します。
(内容はほとんどこの間Twitterにあげたものですが)2人の関係性についても考察します。
【羽田浩司『遠見の角に好手ありってね、それでも僕を殺すと言うんですか?』】
(羽田浩司「遠見の角に好手ありってね、それでも僕を殺すと言うんですか?」)
「遠見の角に好手あり」というのは将棋の格言。
あえて自陣に角を打つ事で攻防に役に立ち、狙われにくく好手になりやすい。という意味。
つまり羽田浩司は
「僕はあなたにとって遠見の角、僕は敵に狙われにくいし攻防どちらにもきっと役に立つのに。それでも殺すんですか?」と、自分が相手(台詞を発した相手)にとって有益な存在だという事を言いたかったんです。
では改めてこのセリフを誰に向けて言ったのか。 考えられるパターンは以下↓
- RUMに向けて言った。この場合、羽田浩司はRUMにとって自陣に打った有益な駒。RUMの自陣=組織。つまり彼は組織側の人間ということになってしまう。 または、羽田浩司が何らかの目的で組織に潜入するNOCだった可能性。若狭留美はその場面を目撃した。
- 若狭留美(浅香)向けて言った。この場合、羽田浩司の思う敵は組織の事。だがこの場合だと若狭留美が羽田浩司を殺した(殺そうとした)事になってしまう。若狭にとって羽田は大切な人だった可能性が高い故、これは考えたくない。可能性が高いのは、当時若狭留美が組織に潜入するNOC(浅香)だった場合。組織のメンバーとして羽田浩司を殺さなくてはいけない局面に陥ったというパターン。
【若狭留美はNOCだった?羽田浩司も?】
「遠見の角に好手ありってね、それでも僕を殺すと言うんですか?」
この台詞を言う状況を考える上で肝心なのが、二人の立場。若狭留美が当時組織に潜入していたNOC(浅香)というのはかなり濃厚。加えて羽田浩司はどんな立場だったのか。順番に考えていきます。
若狭留美はNOC・羽田浩司は組織に敵対する一般人
この場合、羽田浩司と若狭留美は共に組織をどうにかしようとしている仲間同士。2人にとって組織は敵陣、組織と敵対する側(大きくいうとコナン側)が自陣にあたる。敵陣にNOCとして攻め込んで(潜入して)いる若狭に対して羽田はまさに自陣から敵の隙を狙っている遠見の角。
組織に近づいたことで命を狙われた羽田浩司。そしてその羽田浩司の殺害を命じられた若狭留美(浅香)。NOCとして自分を殺そうとする若狭(浅香)に対して羽田浩司が言ったセリフというパターン。
これは辻褄が合う。
(いくら命令とはいえ実際に若狭が羽田を殺したというのは悲しすぎるので、、)NOCだった若狭(浅香)は羽田浩司を殺すようにRUMに命じられるが、躊躇っているところをRUMが殺したとか。回想に出てくる『馬鹿な奴…』というセリフは羽田浩司を殺すのを躊躇した若狭に向けたRUMのセリフ? かも。
あるいは羽田浩司を殺さなかった若狭はその場でRUMと争い、目や身体を負傷しながらもこのタイミングで上手く組織から離れた、とかの可能性も。
若狭留美はNOC・羽田浩司もNOC
- 羽田浩司はNOCバレし若狭は羽田殺害を命じられ、その際に羽田が若狭に向けて発言した、場合。お互いにNOCとして協力関係にあったのなら、若狭は羽田にとって自陣の駒とも言える。ただ、よほどの覚悟を持って潜入しているはずなので、NOCバレしたのなら若狭の為にも潔く死を受け入れそうなものですが。可能性は低いですし、辻褄が合うかと言われたら合わない。
- 羽田浩司はNOCバレし、羽田を殺害しようとするRUMに向けて発言した。場合 NOCバレしてるのに遠見の角?どっちの味方なの?こちらも辻褄が合わなくなってしまう。
羽田浩司のセリフの真相
よって濃厚なのは
羽田浩司と若狭留美は協力関係にあり、当時(17年前の羽田浩司事件)若狭は浅香として組織に潜入していた。
組織に近づきすぎて(彼はおそらく烏丸の存在に気付いていた。)命を狙われた羽田浩司 。その殺害を命じられたのは奇しくも浅香(若狭留美)だった。羽田自身、殺される覚悟は出来ていたでしょうが、抵抗しないのは不自然。そこで羽田が発したのがあの台詞。
「遠見の角に好手ありってね、それでも僕を殺すと言うんですか?」
といった感じかと。
【若狭留美が持っている将棋の駒の意味】
若狭留美がお守りとして持っているのは『角』。ですが95巻にて若狭留美が机の上に置いている角は『馬』の(ひっくり返された)状態。で描かれています。
以前の記事↓
『竜は敵陣に、馬は自陣に』
という将棋の格言があります。
角が成った『馬』は防御に適した駒。よって一度敵陣に攻め入って『馬に成った角』は自陣に戻して防御に徹するのも良し。という意味。
敵陣に攻め入って馬に成った角とはつまり、NOCとして組織に潜入していた若狭留美(or羽田浩司?)のことを示しているとも考えられます。彼女(or彼)は今は自陣に戻り、防御に徹している(死亡しとた)という事を示しているのかもしれません。
もしくは『飛車』は羽田浩司のことを表し、若狭同様NOCとして組織に潜入し『竜』になった。
羽田と若狭は大駒『飛車と角行』→敵陣に攻め入り『竜と馬』になった という設定のなのかも。
状況がまだはっきりしたわけではないので 一概には言えませんが、
97巻で『御守り』というワードから角の駒を持つ羽田浩司を思い出す若狭留美。彼女にとってこの駒は『御守り』(=大切なもの)である可能性が高いのは間違いない。そしてこの駒はおそらく羽田浩司のものだった。 つまり若狭にとって羽田浩司は特別(大切)な存在だったととれる。
【羽田浩司と若狭留美は兄妹?】
2人は婚約者とか恋人同士だと思ってましたが、
2人はもしかしたら兄妹なのかもしれません。
今考えると2人は目の形やハッキリとした眉毛がよく似ている。四冠王ともなれば彼も若狭留美同様コナンにも負けず劣らずの並外れた推理力を持っていた筈。そして2人とも富士額が印象的。富士額は遺伝ですから、親のどちらかがそうでないと富士額にはならない。
赤井一家と羽田一家の関係
最近、羽田家は資産家だった事と羽田家と赤井家の関係が明らかになりました。
メアリー&世良の支援をしてくれているパパの友人はおそらく羽田家。メアリーたちと若狭留美が協力関係にある根拠は他にもありますが、もし若狭留美が羽田浩司の妹だったとしたら彼女達が協力関係を結ぶのがもっとスムーズになる。 タワーマンションに住んでいる若狭留美のバックアップをしているのも羽田家。
赤井秀一が浅香という人物が世良の周りに居ないかと考えたのも、浅香の正体が羽田浩司の妹である事や世良たちが羽田家の支援を受けている事を知っていたから。 と考えると自然。若狭(浅香)は事件の超重要参考人物ですので、赤井秀一も彼女に接触して情報を交換したいのかもしれません。
まとめ
- 若狭留美はNOC(浅香)だった
- 若狭留美と羽田浩司は協力関係にあり、若狭留美にとって羽田浩司は遠見の角
- 若狭留美にとって羽田浩司は大切な人
- 若狭留美と羽田浩司は兄妹である可能性
- 世良メアリー若狭の支援をしてるのは羽田家
今後に期待ですね!